緊張感はある。
もしですよ? もし「絶対何もしないから!」と知らない人に、目の前に指を突き出されたらどうします? 私は怖いです。何もしない前提でも、もし目を突かれたら…という恐怖心があります。では、相手がロボットだったらどうですか? アメリカはフロリダ州在住のCraig Hershoffさんが開発したのは、コンタクト着脱専用ロボット。
長くコンタクトを使っていれば慣れてくるレンズの着脱。初めての時は緊張してうまく装着できませんでした。また、慣れていても加齢とともに手が震えるなど、レンズをフラフラせずにピタっと持つのが困難になるパターンも。Craigさんも手先がふらつく悩みがあり、自分を含めレンズを器用に着脱できない人の助けになればという思いから、まさかのロボット開発へ!
Craigさんのロボットが扱うのは、通常レンズではなく強膜コンタクトレンズ。強膜レンズは、角膜全体をドームで覆うデザインで、通常のレンズ(ハード・ソフト)が使えない時に処方される場合があります。ロボットは、音声認識でコントロールできるので完全ハンズフリー。あとは、ロボットがミニ吸盤でレンズを吸い上げ、装着してくれるので、ユーザーは目を大きく開いているだけ。Craigさんわいく、人が自分でレンズをいれるよりもロボ吸盤の方が動きがジェントルとのこと。また、片目ずつ行うので、もう一方の目で着脱の様子をリアルタイム動画で確認することもできます。
現在、ボストンにて臨床試験中。早ければ来年、米食品医薬品局の許可がおりればとCraigさんは願っています。
眼医者さんならいざ知らず、知らない人にコンタクト装着されるよりは、そりゃロボットの方が…。これは人間のロボットへの信頼度が試されていますね。
Source: YouTube
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