Photo : YONHAP News
市場調査会社「カウンターポイント」によりますと、サムスン電子は5月の携帯電話の世界シェアで17.2%を記録し、1か月ぶりに1位の座に返り咲きました。サムスン電子のインド工場が正常稼働に戻り、新型コロナウイルスの影響で萎縮していた主力市場のアメリカやヨーロッパ、インド市場の売り上げが徐々に増加していることが背景にあると見られます。
先月1位を占めていたファーウェイは17.1%を記録し、2位となりました。ただ、フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」を除くスマートフォンだけのシェアでは19.7%で、サムスン電子(19.6%)を僅差で上回りました。
一方、5月の全世界の携帯電話の売り上げは、前の年に比べて36%減りましたが、前の月に比べては18%増加しました。市場調査会社のアナリストは、「新型コロナウイルスの大規模な第2波が起きなければ、携帯電話市場は回復期に差し掛かったとみられる」としています。また「サムスン電子は、主力市場での売り上げ改善が予想されるほか、新製品の発売も控えているため、回復しつつある消費心理を刺激することができるだろう」と分析しています。一方、ファーウェイについては、「アメリカの制裁や半導体部品の調達などの問題があるため、9月以降の見通しは不透明だ」と語りました。
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June 30, 2020 at 07:01AM
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サムスン電子 携帯電話の世界シェアで1位奪還 - KBS WORLD Radio News
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